三平 - 平蔵谷家の父親
明治42年(1909年)9月、旧石川県鳳至郡大屋村字山本(現輪島市山本町)に生まれる。
旧制県立輪島中学校(現・輪島高校)を卒業。35歳まで農林業自営。郷土地誌を研究。
昭和19年応召して太平洋戦争に従軍。(陸軍砲兵少尉)
昭和17年から石川県吏員となり県内、特に奥能登各地に勤務のかたわら郷土史・誌の研究をさらにすすめる。
昭和39年に石川県吏員を退職後、石川県漁業無線共同組合参事。 晴耕雨読の悠々自適。
平成5年(1993年)4月16日亡、83歳。
著書に「奥能登」(北国出版社、昭和56年3月5日発行)、「三平のつれづれ草」(北国新聞社、平成2年1月25日発行)などがある。
三平が亡くなる二年ほど前に、自分の経験した「大東亜戦争の思い出」なる手紙を当方・木曽左衛門宛てにくれたが、ここに紹介して置こう。
注:三平のつれづれ草の中に、手紙の内容とほぼ同じ思い出の記事が「戦争中の思い出・夜光虫の輝く海」として書かれており、
興味のある方はそちらを参照されたし。
なお、三平は当家平蔵のペンネームである。
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